沖縄の新聞「琉球新報」に毎週木曜日に折り込まれる副読紙「週刊レキオ」にて、連載「葉っぱで分かる木々明解」を書いています。今回は、2020年7月30日号に掲載された第2回の記事をアップします。沖縄でよく見かける外来種のモクマオウと、在来種のリュウキュウマツ。よく間違われる両者の見分け方を、あなたは知っていましたか? マツと思ったらモクマオウ? 「あれ何の木かわかる?」と、モクマオウを指差して尋ねると、「マツでしょ?」と返ってくることが多い。確かに両者の外見はよく似ている。けれども、分類も由来もまったく異なる木なので、沖縄県民ならぜひ違いを知っておいてほしい。