ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

フォトグラフィーを学ぶ

ハワイ大学でフォトグラフィーを教えているSusan Horowitz教授が
一般向けに2時間の写真批評のクラスを開くと聞いたので出席してきました。


各自撮影した写真10枚まで持参可能で、クラス内で批評、コメントし合います。


出席者は約15人で、プロフェッショナルなフォトグラファーからフォトグラフィーを学んでいる学生、全く素人とレベルは色々でした。


段階的な講義というよりも、みんなが持参した写真を通して基礎やテクニックを学ぶ内容でした。
写真はデジタルで持参し、プロジェクターで順次表示。


私の持参した下記の2枚は、教授に大変良いと批評頂き参加者にも大好評。
本日1番の大歓声を頂きました~(*^^)v

↑ 批評内容「木の枝がフレームになって面白い構図。鳥がゆりかごでリラックスしているようにみえる。」


↑ 批評内容「鳥がまさに飛ぼうとしている瞬間をよく捉えている。空の自然な青さ、画面全体の色のバランスが良い。」


また、下記の2枚も良いと批評いただきました。

↑ 批評内容「背景に繁っている葉と鳥の向きにリズム感があって面白い」


↑ 批評内容「水面へのリフレクションを利用した美しい写真だが、奥行きが感じられないのが欠点。」



他の参加者が持ってきていた写真は、美人モデルを撮影したもの、ヨーロッパの古い教会や橋、雪山、広大な山脈の景色、孤独感や家族愛など感情を表現した写真など色々でした。


教授の一般的な批評で印象に残っている内容は下記の通り。


ー 写真に影は必要である。撮影後にフォトショップなどで影を消す人が多いが、見て明らかに分かるし描写が平面になってしまうので 影を後調整するにはそれなりの知識が必要。
ー 写真撮影には、それぞれ目的がある。目的に合った撮影が必要。お客さんを撮影をするのであれば、お客さんに喜んでもらえるように撮影するべき。写真を通して何かを伝えたいのであれば、何を伝えたいのか分かるように撮影するべき。
ー バランスの取れた美しい写真は多くの人が撮影する。その中で、自分にしか撮影できない写真に大きな価値がある。



私は鳥の写真以外にも、旅行の写真も持参し、大変良いと批評されたものがありました↓

イタリアのヴェネツィアにあるブラーノ島で撮影したもの。


この旅行で野鳥も撮影したのを思い出したので別途の機会に紹介します。



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