ハワイ湿地の鳥 クロエリセイタカシギ
カイルアの湿地帯にある野鳥保護区
(Kaelepulu Wetland Bird Preserve)へ野鳥観察に行きました。
1番見たかった鳥が、クロエリセイタカシギ(英名:Black-necked Stilt, Hawaiian Stilt)。
ピンク色の足がフラミンゴみたいで南国らしいと思ったからです。
湿地に行ってすぐ、ピンク色を探しました。
すぐに枯れ草の茂みにピンク色が見えたのですが、
あまりにも人工的な色でハンガーに見えたのでゴミくずかと思い、スルー。
他にカモがいたので、しばらくカモを見ていたのですが、
やっぱりピンク色のハンガーが気になり、カメラでズームしてみました。
いたー!
ハンガーじゃなくてクロエリセイタカシギの足でした!(^^)!
足輪が着けられています。
まるで サイズ識別のプラスチックリングが付いているハンガー...
しばらくすると立ち上がり動き出しました。
長い嘴で水の中を探り、何か食べていました。
2分程で元の場所に戻ってまた座り込んだので、卵を暖めているのかなと思いました。
しばらくすると、複数のクロエリセイタカシギが飛んできて
色々な姿を見せてくれました。
口の中は足と同じピンク色。
大きな声で鳴き、辺りに響き渡っていました。
動画で鳴き声が聞けます↓
Black-necked Stilt, Hawaiian Stilt
クロエリセイタカシギは、北アメリカ、メキシコ等にも生息するのですが、
ハワイに住んでいるものはハワイ固有亜種(endemic subspecies)とされ、
絶滅危惧種となっています。
後頭部~首の黒い部分が比較的広範囲なのがハワイ亜種の特徴。
日本には、クロエリセイタカシギが持ち込まれ放鳥され、日本在来種のセイタカシギと交雑が起きて問題になっているとのこと。
セイタカシギってどんな鳥?と思い調べてみると、
クロエリセイタカシギにそっくりです。
後頭部~首の黒い部分は冬場だけ現れ、夏場には白くなってクロエリがなくなるそうです。
ピンク色の足がフラミンゴみたいで南国風と思ったのですが
”南国の鳥”とは言い難いようで (^^;
でもハワイ固有亜種はハワイにしかいない絶滅危惧種だから見れて満足♪
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