ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

ハワイアザラシの赤ちゃんミルク鼻<動画有>

ワイキキのカイマナビーチでハワイモンクアザラシの赤ちゃんが生まれて24日目の朝。
(8月1日)
カメラを持ってビーチに行くと、朝の授乳中でした。

赤ちゃん、随分大きくなりました。
鼻からミルクが垂れていますよ。

口でミルクを吸って、鼻で呼吸するので、呼吸するたびにジワジワっと。
鼻閉じて...

鼻開く...

お母さんのお腹は砂まみれなので、赤ちゃんの顔も砂まみれです。

休憩。

ミルクが垂れた鼻が陰に浮かび上がってるし(^^;

お母さんRocky。巻きひげが可愛い。

ボランティアの人がロープを張って、人間がアザラシ親子に近づかないようにしていますが、アザラシと人間の距離はとても近いです。


ここのビーチで問題なく無事に成長し、独り立ちできますように...( ˘ω˘ )


鼻からミルクを動画でもどうぞ↓

Hawaiian monk seal, Rocky & pup at Kaimana Beach Hawaii. Milk Nose baby. Aug 1 2022



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ハワイアザラシの人襲撃事件を考える

ワイキキ・カイマナビーチで子育て中のハワイモンクアザラシが人間を襲い注目を浴びました。


7月24日朝8時頃にハワイモンクアザラシのお母さんRockyが、近くを泳いでいた女性を襲ったというもの。女性は頭、腕、肩を噛まれたそうですが、皮膚に穴が開くような怪我はなかったそうです。


ハワイ州知事のWebsiteに掲載されている動画のリンク先はこちら↓
 Video of monk seal incident (July 24, 2022): 


このニュースはハワイだけでなく、全米や日本を含め世界中に動画付きで報道されました。殆どの人が ”動物保護に関心がなくルールを守らない人が子育て中のアザラシのお母さんを怒らせた” と、この女性を責めると思います。


しかし、このビーチに通い このアザラシの親子と周りの人々を見ている私は
この事件はそんなに単純ではなく複数の要因が重なって起こったと考えています。


この女性は、カリフォルニアから夫婦でハワイへ旅行に来ていた60歳女性スーザンさん(幼稚園教師)で、このビーチでハワイモンクアザラシが出産したことを知っており、出産した日も生まれたての赤ちゃんを見にビーチに足を運ぶほど このアザラシに関心があったようです。なので アザラシの為の立ち入り禁止場所があることは十分に知っていたはずです。
なのに何故、立ち入り禁止場所で泳いでいたのか?



この女性と夫が本件を弁解する内容も公表されています。


普段このアザラシの親子はホテル側のビーチにいるので、ホテル側のビーチにロープが張られ立ち入り禁止になっています。

事件当日朝、アザラシの赤ちゃんだけがホテルとは反対側にあるナタトリウム(海水のスイミングプール跡地)にいて、ホテル側ビーチでお母さんRockyが寝ていた時間があり、Rockyが目を覚ました時に子供がいなくなったと思いパニックになって吠え動き回っていたそうです。

そのうちに子供がナタトリウム側にいることに気づき、海を泳いで迎えに行き、親子でホテル側に戻って来た時にスーザンさんに遭遇した、とのことです。

スーザンさんは「アザラシの親子がビーチの反対側にいるから、今なら立ち入り禁止場所で泳いでも大丈夫」と思ったのかも知れません。
Rockyの気持ちを推測すると「この人間が私の息子を誘拐したのか!」と思って攻撃的になったのかも知れません。


今朝にビーチに行ってみると、ナタトリウム側のビーチにもロープが張られ、立ち入り禁止になっていました。人間が使えるのはビーチ中央だけになりました。
早朝、アザラシの親子はホテル側に居ましたが、泳いでビーチ中央に来て水泳の練習をしたり朝の授乳をしていました。ビーチの両サイドをこの親子専用にしている事などは、アザラシ親子は知った事ではありません。


アザラシと人間との接触を避ける為にボランティアが常時監視しています。NOAA (National Oceanic and Atmospheric Administration) からのボランティアで、立ち入り禁止のロープを張ったり、アザラシの生態や子育ての状況を人々に説明する役割を担っています。
今回の事件が起こった時も近くにボランティアがいたはずです。ボランティアの人が怠慢だったのか?ボランティアの人が叫んでもスーザンさんが無視して禁止区域で泳いだのか?どちらでもなさそうに思います。
ボランティアの人は殆どが優しい性格の中~高年の女性で大きな声で人を動かすような行動は殆ど見られません。禁止区域に立ち入る人に手を振って”禁止の合図”をしたり、アザラシに近づこうとする人にステップバックしてくださいと伝えたりするのが精いっぱい。


今朝は、ビーチの両サイドが立ち入り禁止になっていて、人間が使えるビーチ中央にアザラシ親子がいました。サーフボードを抱えた親子3人がボランティアに「アザラシ親子がビーチ中央にいるから、今なら立ち入り禁止区域に入って泳いで沖に出てもいいか」と聞いていて、ボランティアは「いいよ」と返事をしていました。カイマナビーチ沖は岩礁で浅くなっているのでビーチから安全に沖に出るにはホテル側を泳いで沖に出ていくしかありません。


このような状況では、同じ事件が繰り返される危険がありそうです。


今回のアザラシの赤ちゃんは特に成長が早く一人でよく動き回ります。生後1か月にも満たないのにビーチの反対側に一人で行くなんて普通考えられません。お母さんRockyもこの活動的な赤ちゃんを育てるのに心身疲れているように見えます。Rockyにとって14回目の出産で、子育てベテランではありますが もう若くないので体力的にも限界があるように思います。

Rockyは子育て上手なお母さん。
子供を守り育てるのが彼女の人生なんだと思います。


今朝カメラを通して見えたアザラシ親子は以前とは違い、ほのぼのとした平和な雰囲気はなくなり、Rockyは近づく人間を睨み吠え威嚇し、子供はそれを真似て人間に向かって吠えていました。


アザラシ親子を捕まえて人のいないビーチに移動させるとか
カイマナビーチを期間限定で全面閉鎖してアザラシ親子専用にするとか
討論されていますが...


アザラシも人間もHappyな解決法はないのでしょうか?


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パイナップル ‐ タイベックアート (Tyvek)

ビデオ教材でタイベックアート (Tyvek)というものを知りました。


タイベック (Tyvek)はプラスチックと繊維を混合した薄い紙のようなもの。
防水が効くので建設素材や封筒、また細菌も通さないのでバイオ研究所の衣類等として利用されているようです。


熱を加えた時に出来る不規則な模様はコントロール不能なのでアートに使うと偶然が作り出す芸術になります。

文具店で封筒を買ってきました。

アクリル絵の具で色を塗ってからアイロンをかけます。

プラスチックが溶けてシワシワになります。
(上の写真はテスト用でパイナップル用ではありません。)


それをパイナップルの形の板に貼り付けました。

全面だと面白くないので一部残して...

こんな感じ~

私の使ったタイベックは、表面に凹凸が施されていて一見繊維に見えるものでした。
その凹凸が染色の邪魔になり、ツルツルした素材感が十分に出せず不満足な出来合いになりました(´・_・`)


次回、凹凸が施されていないタイベックを見つけて再挑戦します(・ω・)ノ



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