ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

陶芸初心者 - 窯の共有マナー

陶芸は土を焼いて固める必要があるので高温で長時間焼きます。
一般的に、素焼きで800℃、本焼き1300℃、5-8時間程焼きます。 
粘土によっても焼く時間や温度は様々。


私はコミュニティーセンターの陶芸教室へ通っていて
1つの窯で多くの人が一緒に焼くので、コミュニティーセンターで売っている粘土・絵具・釉薬以外は使わないこと、と言うルールがあります。


しかし、今回、ルールを守らない人によって大きな被害が出ました。


コミュニティーセンターでは高温窯を使っていて、高温用の粘土しか焼いてはいけないことになっていますが、誰かが自分で購入した低温用の粘土を窯に入れた為、粘土が溶け周囲を汚しました。


窯の上部に置かれた低温用粘土は垂れて、下の段も巻き沿いに...

その低温用粘土の作品は完全に溶けて形を残していませんでした。
緑色系の釉薬がかかっていたようですが、それもコミュニティーセンターでは扱っていない色。

他の人の作品も巻き沿い

黒い作品の上にかかったのは芸術的で綺麗~☆と一瞬思いましたが

作品と底板がくっついているのでボツ。
写真だけを見ると、拭き取れそうな液状に見えますが冷え固まってどうにもなりません。


窯の内壁と底まで流れていたようです。

高温で溶けて張り付いたものは、剥がすことはできないので
汚れた部分を部分的に取り換える必要があるそうです。
棚1枚で15000円ほどするそうで、棚だけでも4枚を交換することに。
さらに窯の内側と底板はいくらかかるのか、どのくらいの時間がかかるのか、不明。


共同で使うものなのでルールはしっかりと守って欲しいものです。


========================
OharuArt の Webサイト  Oharuart.com
ブログ掲載の写真は解像度を下げています。
お問い合わせはOharuArt Contact をご利用ください。
========================