5月29日はアメリカの祝日メモリアルデー（米国の戦没者慰霊の日）。

アラモアナビーチでランタン・フローティング（灯篭流し）が行われました。

毎年開催されているイベントで（コロナ中は中止されていましたが）、日本の仏教教団「真如苑」が主催ですが、宗教問わず誰でも参加可能。
戦争犠牲者だけでなく、先祖の供養、平和祈願など、それぞれの思いをランタンに書き込み、夕暮れ時に「真如苑」のお経と共にアラモアナビーチから流されます。

開始時間6時半に行くとアラモアナビーチは端から端まで人で埋め尽くされていました。その数約5万人と報道されています。

今年流されるランタンの数は6000個。
事前予約制ですが、あまりにも人気なので複数家族で1個のランタンをシェアしてメッセージを書き込んだりしているそうです。

ランタンひとつひとつが、それぞれの思いの集まり。
他界したお母さんへの思いを書きプルメリアの花で飾ったランタンを流す女性がいました。

日の入り直後は空がまだ明るい。

少しずつランタンの数が増えていきます。

アラモアナビーチは入り江になっているので流れは静か。
ゆっくりゆっくり沖へ流れていきます。

ランタンと一緒に水に浸かっている子供達も。

空が暗くなってくると、ランタンが浮かび上がって幻想的な光景に。

水面に映る光も綺麗。

命の繋がりとか平和の尊さとか普段考えないことを改めて見つめるよい機会になりました。

このランタン、湾の外へ出る前に全部回収するそうです。
ランタンは無料ですが「真如苑」への寄付は大歓迎だそうです。

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