蘭が咲きました ~命と運命
部屋で育てている蘭が満開になりました。
定期的に花を咲かせてくれますが、今回は全部で15個花が咲きました。
でも今、付いている花は14個です。
最初に咲いた花はセキセイインコのユキに天国へ持って行ってもらいました。
その時は未だ3つしか咲いていなくて、蕾がたくさん付いていました。
花が全部咲く頃には悲しみが少しでも癒えているといいなと願いも込めて。
ユキが亡くなり悲しんでいたのは私だけでなく、ナナも一緒で
食欲もなくなりケージから出てこなくなって鳴くこともなく暗い日々を送っていました。
そこに友達から連絡があって巣落ち鳩を育てることになり、活気ある生活に一変。
Brownie と名前を付けて小さな幼い命を消さないように、朝も晩も一生懸命に世話をしました。
ナナは、最初は嫉妬していましたが、1週間もたたないうちに父性本能が現れたのか、幼い子を守らなければならないという責任感のようなものを感じたようで、Brownieと私の伝達役を担い、時にはBrownieを守ろうとしたりしていました。
ユキが我が家にBrownieを送ってくれたような気がしてなりません。
蘭が満開になった今、Brownieを自然の世界に送り出し
我が家にようやく穏やかな日が戻って来たように思います。
偶然ではあるけれど定められた運命がつながって
命あるものがこの世を生きているのかなと思ったりします。
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