ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

オナガカエデチョウの巣作り

親指サイズのとっても小さい鳥、オナガカエデチョウ、英名:Common Waxbill。
ホノルルでは、公園などの芝生で草の種を食べている姿を日常にみることが出来ます。


昨日、オナガカエデチョウを見ていると、
1羽が長い草を持って木の上に飛んでいきました。
飛んで行った場所をよく見ると...

巣らしいものがありました。


オナガカエデチョウが巣作りをしているようです。


たくさんの草を木の上に持って上がって、うまく丸めています。
体の割に大きい巣(*^。^*)


また地面に降りてきて、巣材を探しています。


枯れて落ちている草ではなく、しっかりと生えている草の茎を折り、
小さい小さい体を左右に力いっぱい振って、羽も使って引っ張って
茎をちぎっています。


草は、横に咥えるのではなく、縦に咥えて運んでいます。


風の抵抗が少ない、理にかなった運び方。


また地面に降りて草を切り取り、運びます。



見ていて気付いたことは、
巣材にする草は、なんでも良い訳ではなく厳選しているよう。
必ず先端部に種がしっかりついているものを選んで運んでいました。


考えられることは、
食料になる草で巣を作れば、巣に居ながら食事ができる。
風雨が強くて地面に降りるのが危険な時の非常食。
雛が孵った後、巣をつついて食べれるものを知ることが出来る。
または
枝分かれしている部分を巣材として組み上げることで、巣の強度が上がる。
など?



自然の生き物たちは、生まれながらにして生き抜く知恵を持っていて驚かされます。


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