ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

ハワイのウグイスの鳴き方

先日、カイルアの湿地帯にいるウグイスの鳴き声を録音しに行きました。


その目的は


『ハワイのウグイスの鳴き方は日本のウグイスの鳴き方とは違っていて「ホーホピッ」などと単調な鳴き方をし、日本のウグイスよりも音の数が少なく、周波数の変化が乏しい』と国立科学博物館によって報告されていますが、私が以前にカイルアで聞いたウグイスの声は日本のウグイスの鳴き方と変わらない「ホーホケキョ」だったので、その検証の為、でした。


場所はカイルアのカワイヌイ湿地帯トレイル。
日時は2020年7月上旬の朝8~9時。


トレイルコースへ行くとすぐに藪の奥から聞こえてきました「ホーホケキョ」。

繁殖時期から少し外れていた為か、以前来た時ほど数は少ないと感じましたが、それでも近くや遠くから聞こえてきたので複数羽いるようでした。
耳を澄ませてウグイスの声を録音し続けました。


私の解析結果としては、鳴き声は大きく分けて2バージョン。


一つ目は、「ホー・ホホホケキョ」と中間の「ホ」が多いパターン。日本でも同様な鳴き方をする場合があるようで、他の方がアップされているYouTubeでも確認できます。 


もう一つは聴き慣れた「ホーホケキョ」と同じパターン。


いずれも後半の「ケキョ」の部分が日本の鳴き方より柔らかくて
「ホーホへヒョ」「ホー・ホホホへヒョ」と聞こえます。


YouTubeにアップしたので、聞いてみてください。
デジカメで撮影したので画像も撮影していますが、画像にはウグイスは映っていません。
風の音が入って聞き辛いですが、お許しください。


◉「ホー・ホホホへヒョ」と中間の「ホ」が多いパターン

鶯、ハワイ、ウグイス、UGUISU 1 Hawaii
最後の1声は別パターン。



◉「ホーホへヒョ」のパターン

UGUISU 2 Hawaii
中程に別パターンも混じっています。



国立科学博物館によって報告された「単調な鳴き方」も時には聞こえてきますが、個体差であったり、成鳥になりきれていない未熟な鳥が鳴き方の練習していたり、途中で(危険を感じて)鳴き止めたりした場合に「単調な鳴き方」になることも考えられるのではないかなと思いました。


私の今回の検証結論:
ハワイ・カワイヌイ湿地帯でのウグイスの鳴き方は
「ホーホへヒョ」又は「ホーホホホヘヒョ」。


また違う季節に調べて、同様に国立科学博物館の報告と異なるようであれば
国立科学博物館に疑問を投げかけてみようかなと思っています('ω')ノ


↑写真はeBirdからお借りしました。
ウグイスの写真を撮るのは難しい(^-^;
声は聞こえますが、姿はなかなか見つけられません。


<日本で良く知られたウグイスの鳴き方の参考YouTubeお借りしました↓>

ウグイス よく鳴く


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OharuArt Photography
Oharuart.com 

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