フロリダ半島の南にはフロリダキーズと呼ばれる小さな島が並んでいて、その島々は国道１号線でつながれています。アメリカ本土からフロリダキーズの最南端であるキーウェストまで、国道1号線を通って海の上を走るドライブは人気ある観光のひとつ。

海の上を走るって気持ちよさそう～と期待しましたが、実際は道路が平坦なので景色はガードレールに隠れ、時々海が見える程度。まぁそれでも、遥か彼方まで広がる青い海は見ていて気持ちがいい。

道路と平行に釣り用の橋がかかっている場所もあり、釣人の姿も。

「シカ注意」の看板。こんな島にシカがいるの？

カイトボードをしている人をよく見かけました↓

遠浅の海。

朝食に立ち寄ったマフィンが美味しいレストラン↓
Harriette's Restaurant (95710 Overseas Hwy, Key Largo, FL 33037)

手のひらサイズの大きなマフィンが焼きたて熱々。
特産のキーライムを使ったキーライム・マフィンが１番おいしかった！

「ワニ注意」の看板のある水辺でくつろぐ人々↓

バナナの木と猫さん↓

派手にデコレーションされた車↓

昼食にシーフードレストランHogfish Bar and Grill (6810 Front St, Stock Island, FL 33040)
Seafood Enchlada　$21.　↓

フィッシュ、ロブスター等のシーフードをトルティーヤで巻き、クリーミーなロブスターソースがかかっています。超美味しーい！

最南端の島、キーウェストに到着。国道1号線の最終地点。

文豪ヘミングウェイが晩年を過ごした家↓

アメリカ最南端を示すモニュメント↓

蝶園。Key West Butterfly and Nature Conservatory↓

ニワトリをモチーフにした物ばかりを集めたお土産屋さん。

キーウェストからサンセットを見ようと、日没時間に合わせて海辺のレストランへ。
Sunset Pier (Ocean Key Resort & Spa 0 Duval Street Key West, FL 33040)

目の前を色々な観光船や帆船が横切ります。

そこへ70歳を越えていそうな高齢男性2人が乗った小さな舟が通りがかりました。舟はあまりにも小さくて、他のボートが立てた波で転覆しそうなくらい。
私の隣の席に座っていた同じく70歳を越えたくらいの女性が急に大声でその舟に向かって呼びかけました。
「あなた！そこのあなた！ほら飛行機で会った私よ～！」
どうやら、同じ飛行機でキーウェストまで来て機内で知り合った人同士が偶然再会したようでした。
舟を操縦していた男性は舟のエンジンを停止させ、しばらく会話が続きました。
「日没後、ここのピアの端に戻ってくるから一緒に乗らないかい？」
それを聞いていた私の反対側の席に座っていた高齢女性が会話に割って入りました。
「何人乗れるの？私も乗せてもらえるかしら？」
舟を操縦していた男性は「う～ん、乗れるだけ乗れるよ」と小さなデッキを見渡しながら返事をし、舟は沖に出て行きました。

この女性2人はお互い面識がないようでしたが、その後、私を挟んで会話を始めました。
「舟を運転していた男性はおしゃべりで、私もよく喋ったけど、私はその隣にいたおとなしい男性がタイプだわ」
「あら、私も彼の方がタイプ。彼の寂しさとか理解してあげられそう。」

(~_~;)何だこの展開。私は関わりたくないので、聞いていないふり、と言うか英語が理解できないふりをして下を向いて小さくなっているしかありませんでした。

期待したサンセットは雲が多くて綺麗に見えませんでしたが
日没後、私の両隣りに座っていた高齢女性2人はそれぞれ席を立ち、姿を消しました。
さて、あの舟に乗ったかどうかは、分かりません。。。

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OharuArt Photography
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