ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

名前を失ったトナカイさん,ラップランド旅行

真っ赤なお鼻のトナカイさんは♪     


代表的なクリスマスソングのひとつ「赤鼻のトナカイ」。  


この曲はもともと英語の歌で、歌詞の内容は概ね日本語の歌詞と同じですが、大きな違いがひとつ。  


英語ではトナカイにルドルフ(Rudolph)という名前が付いています。
それに英語のタイトルは「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」と、タイトルにまで名前がついています。


和訳された時に名前を失ってしまったトナカイさん。 
アメリカと日本の ”名前を呼ぶこと” の習慣の違いの影響もあるのでしょうか。
アメリカでは日本よりも名前を呼ぶことに価値を置きます。


日本語歌詞に固有名詞が入っていないので、私はずっと、一般的にトナカイの鼻は赤いのだと想像していました。



数年前フィンランドのラップランドに旅行に行った時、本物のトナカイを見ました。
フィンランドではトナカイが家畜として飼育されています。

トナカイの鼻は....

赤くありません。

鼻には雪がつき、霜も降りて寒そう。


ルドルフという名前のついたトナカイさんのお鼻が赤かったのは霜焼けだったのでしょうか?


さて、ラップランドの旅行の話。
たくさんの飛行機を乗り継ぎ、ようやくたどり着いた場所は雪に覆われた針葉樹が一面に見える場所でした。

日照時間が4時間弱(11月)で、正午を挟んで2時間が明るい時間。
それ以外は夜↓

夜と言っても薄明るい時間が長く、完全に真っ暗になる時間までは一面が青色の世界でした。

オーロラを見るのが旅行の1番の目的だったのですが、あいにく気温が高くオーロラは見る事ができませんでした。

代わりに、トナカイが引くソリに乗る体験ツアーがあったので参加しました。
夜のツアーだったのであまり遠くの景色が見えず、しかも極寒でした:;(∩´﹏`∩);:


フィンランドでは、トナカイが財産。
ソリを引くのはもちろん、肉は食用に、角はアクセサリーに、毛皮は敷物に。


私もトナカイの肉を食べてみました。

マッシュポテトがベース。
トナカイの肉の薄切りをローストしたものが中央にあり、クランベリーとピクルスが添えてありました。
肉の味は、、、固くて味の薄い牛肉のような感じでした。


壁に掛けてある絵にムナグロがいました。

ムナグロはハワイでも見られます。ハワイでは冬鳥。
フィンランドでは夏鳥。
地球を縦断する渡り鳥です。
私は飛行機を乗り継いで来たけど、ムナグロ達は自力で飛んで来るんだもんね、スゴイね。


現地の人達は寒くて長い夜をどう過ごしているのか?気が滅入ったりしないのか?
と気になりましたが、暖かい屋内に仲間同士で集まり、美味しいものを食べて飲んでワイワイ楽しんでいるようでした。
フィンランドは、世界の幸福度ランキングで1位の国です。


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OharuArt Photography
Oharuart.com 

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