ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

巣落ちカノコバトBrownie 自然に帰る日

巣落ちカノコバトBrownie。こんなに小さくて弱弱しくて、もう駄目かと思う日もありましたが、しっかり大きく成長してくれました。

自然に帰そうと決めた日の部屋での最後の写真。

愛情をいっぱい注いだので野鳥離れしたペットっぽい顔つきになりました。


べた慣れの手乗り鳩になりましたが、長く手元に置いておくと野生生活に適応できなくなくなるので、自然に帰すなら1日でも早い方がよいと、放鳥の決意を固めました。


先ず、自宅前の地面に置いて様子をみました。

普段カノコバトが数羽ウロウロしているのですが、この日はカノコバト見当たらず。
遠くで見ていたのですが、私の肩に戻ってきてしまいました。

Brownieは未だ自然に帰りたくないのかなぁ..日を改めようかなぁ..と思いましたが
やっぱり1日でも早い方が良いと思い、気合を入れてカピオラニ公園へ移動。

肩から降りてもらい、木の枝や地面に置いて様子を見ました。

カノコバトは比較的街中に多いですが、カピオラニ公園のこの辺りにもいます。
Brownieは地面を歩くばかりなので、車にひかれる危険が少ないこの場所を選びました。
木々が茂り、トイレ休憩の建物に水場があるのでいつも緑豊かに草が生えて鳥達が集まる場所。


Brownieを他の鳥たちが草の種をついばんでいる場所に置いて、遠くに離れて見ました。

するとまた、私の方に飛んで来ましたが、今度は私の肩ではなく私のそばに立っていた高い木の枝にとまりました。

私の肩ではなく、木の枝を選んだBrownie。
もう大丈夫。きっと大丈夫。
Brownieが私の肩に戻ってくる前に、足早にその場を去りました。


広い自然にびっくりして固まってるかも知れないけど、お腹が空いたら食べ物を探すだろうし、仲間を見て学んでいくでしょう。


かわいい我が子を厳しい自然に帰すのは心配で悲しいような嬉しいような複雑な心境でしたが
見送った後は気分爽快。


翌日同じ場所に行ってみましたがBrownieはいませんでした。

それからいつも外出時はカノコバトに目が行くようになり、Brownie を探すようになりました。

たくましく野生生活を送っているBrownie に会えたら嬉しいなぁと、またひとつ野鳥観察の楽しみが増えました。



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