巣立ち後のLELE シロアジサシの成長記録
オアフ島カピオラニ公園で卵の時から観察を続けているシロアジサシのLELE。
卵はユラユラと木の剪定部分で揺れていて孵化前に落ちてしまいそうだったので
生まれた雛の名前はLELE。ハワイ語で「揺れる」の意味。
孵化43日目に生まれ育った木の枝を離れました。
孵化後12週が経過しましたが、今も未だ私の目の届く場所にいます。
LELEが生まれた木の枝の、隣の木に、ずっといます。
大きくなりました。
くちばしも尾羽や翼も長くなりました。
以前は随分痩せていたので心配しましたが、
肉付きがしっかりとしてきたのでもう大丈夫そう。
お尻のあたりがふっくらとしているのでメスかな。
生後12週なら、両親と一緒に海に行って餌の取り方を教えてもらったりして
独立の準備をしてもよい頃ですが、LELEはあまり飛びません。
この木の周辺で少し飛ぶのを見たことはありますが、
いつ見ても同じ場所にいるので、ここから離れることは滅多になさそうです。
外見は大人と同じくらいの大きさですが、
親が近づくと、「シャ~シャ~シャ~」と雛鳴きして甘えていました。
LELEは、おとなしくて消極的な女の子。
シロアジサシでも一人ひとりに個性があります(*´▽`*)
気長に暖かく見守っていきます(#^^#)
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