ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

アラスカへ旅立つ準備中のムナグロ(胸黒)Kōlea

10月、野鳥の写真を撮影し、名前を調べていた際に
しっくりいかなかったのが、このコーレア。
解説書に記載してあった背中の色や形からしてコーレア、日本名:ムナグロ(胸黒)だと思いましたが、私が撮影した鳥は全く黒くありません。
3~4月には色が変わると書いてありましたが、
あまりにも大きな変化なので想像つきませんでした。

〈10月撮影のコーレアは、胸が明るいグレー〉


2~3月に入ってよく見ていると、だんだんと黒い羽が増えてきて
中には真っ黒の胸をしているコーレアも見ることができるようになりました。
徐々に変化していく様子を見て、ようやく納得できました。

<3月上旬のコーレアは、胸に黒い羽が点々と見える>

〈3月撮影のコーレアは、胸が真っ黒〉


4月には、ハワイからアラスカへ、グループを作って約4000キロを2~3日ノンストップで海を渡って行き、繁殖し、8月頃にハワイに戻ってくるそうです。
長距離を飛ぶために、3月頃にはたくさん食べて太り、アラスカに到着した時には体重は半分になっているそう。


今の時期、とても忙しく虫を探して食べているコーレアを見ることが出来ます。

中にはアラスカへ行かず、ハワイにとどまる個体もいるそう。
もし、「いっぱい食べたけど、アラスカ行くのはや~めた」という子がいたら
単なる太りすぎで、ちょっと笑えますね。
5月頃に太りすぎのコーレアをこっそり探してみます。


食べたら運動。
太りすぎは病気の元。
今日もエクササイズに励みます。






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コウカンチョウ Red-crested Cardinal

初めてハワイに来た時に、この鳥を初めて見て
「トロピカルなかわいい鳥!」と興奮しました。



コウカンチョウ。Red-crested Cardinal.


頭が鮮やかな赤色をしていて、冠のように立っています。
人に対して警戒心が薄く、近づいてもあまり逃げません。
パンくずなどを撒くと、スズメや鳩と同様に容易に集まってきます。
頭が鮮やかな赤ではなく茶色をしているのは、幼鳥です。

南米原産の鳥ですが、日本の一部の地域(東京、埼玉、大阪、奈良、等)でも生息しているとのことです。

ハワイに来た最初の頃は、公園やビーチ、ホテルのレストランなどで
この鳥に会う度に心がトキメいていたのですが、
最近はあまりにも普通に容易に見られ、トキメキが薄くなってきました。



ハワイに暮らしている幸せが、平凡で慣れてしまわないように。
周りのすべてに、毎日感謝の気持ちを持っていたいと思います。




正面から撮影したコウカンチョウは、私のiPhoneで顔認識機能が働きました(◎_◎;)





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天気の悪いホノルルと野鳥

日本で季節外れの雪が降ったというニュースを聞きます。
アメリカ東海岸でも大雪で空港が閉鎖されたそう。
地球規模の気候変化の兆候か?と心配になります。


最近、ホノルルでも気温が低く曇りや雨の日が多い。
低いといっても19~25度くらいで、日本に比べるともちろん暖かいのですが
常夏のハワイのイメージからは程遠い。


1891年3月にはホノルル最低気温11度を記録したことがあるそうで、それを思うと
今の気温の低さは地球規模の気候変化でもなさそう。


雨上がりに散歩に出かけると
頭の毛が濡れたシリアカヒヨドリに会いました。
いつもはキリっと立った頭の毛が魅力なのですが、なんとも情けない姿。


熱帯気候に慣れている野鳥たち、
きっと寒さに震えているのだろうなぁと可哀そうに思いました。


参考に、晴れの日のシリアカヒヨドリ↓


寒さに震えている地球上のすべての地域が
晴れて暖かくなりますように ♪








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