粘土でハワイガン、ネネの家族を作りました。

...という事にしていますが、元のアイディアはサンフランシスコで見たカナダガンの家族。

宿泊したホテルの部屋から大きな池が見え、日の出前の時間になると
両親と子供達が一列に並んで池を横断していくのが見えました。
それも１家族だけでなく数えきれない程、多分20家族くらい。
どの家族も大きい体の2羽が隊列の前後にいて子供達を守っているよう。
みんな同じ方向に横断していきました。
宿泊期間中は毎朝その光景を見るのが楽しみでした。

ネネ（ハワイガン）はカナダガンから派生した種と考えられていて、体つきはよく似ていますが、カナダガンの首は真っ黒で↓

ネネの首はらせん状の縞々模様↓

カナダガンの方が卵を多く産む傾向にあり、
実際に見る1家族あたりの雛の数は（私の経験上）
カナダガンは5羽以上、ネネは2羽程度。

なので、私の粘土クラフトで「５羽の雛を連れたネネの家族」と言うのは多少不自然な部分もありますが．．．

絶滅の恐れのある種、ネネが増えたらいいなという思いを込めて雛５羽。

土台は木版に針金を通しています。
塗装はアクリル絵の具と金粉。トップコーティングで艶出しをしています。
細部にこだわらず「家族で泳ぐ姿」を形に残したく作成しました。
小さめ、手のひらサイズ。

源太郎さんの作品を拝見するのが励みになっています(#^^#)

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