ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

コーレア(ムナグロ)の旅立ち準備、他

ムナグロ(Pacific Golden-Plover)は、ハワイ名でコーレア。
4月下旬、ハワイからシベリア、アラスカへ、
約3000-4000キロを2~3日かけてノンストップで海を渡って行き、繁殖し、
8月頃にハワイに戻ってくる渡り鳥です。


そろそろ旅立ちの準備がはじまっているようで胸の羽が黒くなってきました。
北の国の繁殖地が黒い岩場なので、黒い羽根がカモフラージュになるそうです。
ハワイの人々は、これをタキシードに例えるようです。

コーレアは、縄張り意識が強く単独行動がよく見られますが、長距離飛行の旅はグループを作って飛ぶそうです。
ここハワイでは確かに単独でいるのをよく見ますが、時々つがいでいるのを見ます。
特に3-4月の旅立ちの前にはコーレアのつがいを多く見る傾向にあります。

上写真のコーレア(多分オス)の傍に下写真のコーレア(多分メス)がいました。

また別の場所でも...

未だ胸の羽の色が変わっていませんが、多分右がオスで左がメスじゃないかなぁと↓

約3000-4000キロの命がけの旅を伴侶と一緒に飛んで行くなんて、ちょっとロマンチック。
。嵐を乗り越え一緒に目的地にたどり着いた暁には二人の絆も永遠のもの…?

nabci(The U.S North American Bird Conservation Initiative (NABCI) Committe)のWebサイトにハワイーアラスカ間を渡るムナグロのルートが掲載されていたのでお借りしました↓

https://nabci-us.org/pacific-golden-plovers-connect-alaska-and-hawai%CA%BBi/


風の影響もあるのでしょうが、まっすぐな直線ではありません。
ジグザグしながら飛んでいるのが分かります。
道に迷って夫婦喧嘩とかしたりするのかなぁ...とか想像してしまいます。


同じ場所にコウカンチョウがいました。

仲良く草の種を食べていました。彼らは渡り鳥ではありません。


また同じ場所にインドハッカ。彼らも渡り鳥ではありません。

お菓子か何かの包装材を咥えていました。

好奇心の旺盛なインドハッカは包装材で遊ぶだけの場合も多いですが、時々巣材にしたりしているようです。


野鳥の細かな行動を一羽一羽丁寧に観察していくと、たくさんの新たな発見があります。


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