ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

シロアジサシの赤ちゃん救出

シロアジサシは巣を作らずに木の枝の上で卵を産み、雛を育てます。
雛は足元がおぼつかなくて、木から落ちそうで、見ていてハラハラします。


今日、シロアジサシ市民科学(White Tern Citizen Science)グループのメンバーが
木から落ちた雛を見つけ、救出するまでの一部始終がグループ内で公開されました。


写真は私が撮影したものではありませんが、
この感動を多くの方にお知らせしたく、ブログで紹介します。



シロアジサシ市民科学グループのメンバーのCara Tomoe Goodrichさんは、1羽のシロアジサシの赤ちゃんにRaeと名付け、日々成長観察をしていました。
今朝、Raeの所へ行くと、Raeは地面にいました(゚д゚)

<Tomoeさん撮影↑>
元々Raeがいた木の枝は高くて、Tomoeさん一人では元に戻すことができず、
「助けて!」とメンバーに助けを求めました。


シロアジサシ市民科学の責任者Richおじさん、写真家のMelody Bentzさんが現場に駆け付けます。


そこへ、Raeの親が餌を持って帰ってきました。
魚を7匹もくわえて帰ってきたのに、我が子の姿が見当たらず
肩を落とし、心配しながら子供を探します。


救出した雛Raeは、段ボールの中に入れられ、親は気づいていないよう。

1時間以上もそのままの状態で待ち続け、魚が乾いてきました。

...
子供が見つからないのなら、自分で食べるしかない(T_T)

やけ食いしているようにも見えるRaeの親(T_T)

悲しみと辛さで詰まった喉に乾いた魚が刺さって食べにくそう(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

ようやく
Richおじさんが道具を用意して、雛を木の枝まで持ち上げることが出来ました。

大喜びの親(T_T)
どれだけ、心配しただろうか...
どれだけ、嬉しかっただろうか...


親のお腹の下で温まるRae。
もう安心ね(´艸`*)


夕方Tomoeさんが再びRaeに会いに行くと、
RaeがTomoeさんを覚えているような視線を送ったとのこと。


きっと、命の恩人を覚えているのでしょう。。。



(動画はYouTubeにMelodyさんがアップしています↓)

Helping Baby Rae



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OharuArt Photography
Oharuart.com 

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