ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

マノア・チョコレートファクトリー見学

カイルアにあるマノア・チョコレートファクトリーの見学ツアーに参加しました。


Manoa Chocolate Hawaii (315 Uluniu St Suite 203, Kailua, HI 96734)


友達が事前予約を取ってくれ、2名分割引もあり2名で11ドル。

場所はカイルアのホールフーズ近く。
レストランOver Easyの裏側にあります。


最初にカカオの木、実、栽培について説明がありました。
カカオの実の模型↓

これはセラミック製の模型で、近所のアーティストが作ったそうです。


実物のカカオの木や実が見たかったのですが、
チョコレート工場はカカオ農園ではないので仕方ないか..(^-^;


カカオは赤道付近で育つ植物。
ハワイはアメリカ合衆国で唯一カカオ栽培をしている場所だそうです。
カカオの主な産地は西アフリカのガーナ、コートジボワールなどの発展途上国。
重量で取引されるので、品質にこだわったカカオ豆は入手しにくいそうです。


↓写真左側が高品質のカカオ豆。熟成した木の香り、ワインのような香りがします。

↑写真右側は品質の悪いカカオ豆。湿った土が豆に付着してカビが覆って白い。
カビと土の匂い。食べ物だとは思えない(>_<)


大きな機械で豆を炒ります。

チョコレートの香りが部屋いっぱいに漂います╰(*´︶`*)╯


炒った豆を試食させてもらえました(^o^)丿

炒ったコーヒー豆のよう。
ポロポロと砕けて、味は苦い。
じんわりチョコレートっぽい香りはしますが、甘くないので美味しくはありません。


炒った豆は砕いて、殻と実の部分を分けます。

殻はお茶、カカオティーにして販売されます。


実の部分を細かく粉砕して磨り潰します。


磨り潰したものに砂糖やオイルを加え練ります。
お兄さんが抱えているのが練る機械。

日本語も話せるお兄さん。
高品質なチョコレート作りへの熱意が感じられました(#^^#)


型に流して冷やします。

ラッピングして製品になります。


製造工程を見学の後は、チョコレートとカカオティーの試食試飲。

カカオ豆の産地による味の違いをじっくり味わえました。
私はオアフ島のカカオ豆でできたチョコレートが一番好き。
また、70%カカオのビターチョコレートや、50%カカオのミルクチョコレート、唐辛子入りのチョコレートなど色々な種類も試食。


カカオティーは、ほうじ茶のような香ばしさのあるお茶。
後味がチョコレートの風味で、気に入りました。

マノアのカカオティーは、チョコレートの売り上げを越える勢いの人気商品だそうです。


店内にジェラートが販売されていたので、マノア・チョコレート味を購入して食べました($3.5)

濃厚なチョコレートの味。まるで冷たいチョコレートを食べているようで美味しい(≧▽≦)!!


品質にこだわったマノア・チョコレートは1枚10ドルで販売されていました。
安いチョコレートは、低品質のカカオ豆から作られ、また、大量の砂糖に安物のオイル等も加えられ、カカオは10パーセント以下だそう。


チョコレートも知ると奥が深い!


================


OharuArt Photography
Oharuart.com 

================


写真及び絵の無断転載を禁止致します。Copyright © Oharu 2019 . All rights Reserved.