ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

鳥の感情表現・シロアジサシ

外出禁止中なので、自宅で野鳥写真の整理も始めました。


整理をしていると「鳥はとても感情豊かで表現も豊か。野鳥でも各々の状況で色々な感情を持っているなぁ」と感じます。
鳥の種類によって感情表現が分かりやすい種類もいれば分かり難い種類もあります。


感情表現が分かりやすい鳥の代表例がシロアジサシ。


シロアジサシが怒ると、まるでアニメ漫画で表す “怒った顔” のように目が吊り上がります。


以前、シロアジサシの雛鳥を見つけて写真を撮っていた際に、親鳥を怒らせてしまった事があります。


親が留守中に、私は大きな望遠レンズをつけたカメラを雛に向けて写真を撮っていたのですが、親が帰ってきた時に私の顔に目掛けて飛び掛かって来ました。
私は慌ててカメラを下げてその場を駆け足で離れましたが、しばらく親は私の頭の周りを飛び回りながら追いかけてきました。
シロアジサシを怒らせてしまった申し訳ない気持ちでいっぱいで、一目散に走り去ったので、写真に残っていませんが、その時の親の顔が忘れられません。


別の日の写真ですが、怒ったシロアジサシの写真がありました。


ククイの木(ハワイ州の象徴の木)にシロアジサシ(ホノルル市の象徴の鳥)がとまっていたので写真を撮ったのですが、この時のシロアジサシはとても怒っていました。


野鳥の撮影の際には鳥の自然な表情を撮りたいので、なるべく干渉しないように、怒らせないように気を遣っています。近づいて撮影すれば、細かく鮮明な写真は撮れますが、撮影者が干渉した被写体の写真は、野鳥写真としては魅力がないと思っています。


この時は、シロアジサシの方から私の方に近づいて来たので至近距離で撮影することになったのですが、怒っていました。


正面から見ると目が吊り上がったのがよく分かります。


シロアジサシの目には黒い縁取りがあり、黒い大きな目が実際よりも大きく見え、目の表情が分かりやすいのだと思います。


目の縁取りが分かりやすい写真を探しました。


拡大すると...


この2羽はグルーミングをしていました。
シロアジサシはグルーミングが大好き。


以前私はグルーミング中のシロアジサシを描いています↓




================
OharuArt Photography
Oharuart.com 

================


写真及び絵の無断転載を禁止致します。Copyright © Oharu 2020 . All rights Reserved.