自宅近所のホテルのガーデンに生えているクラウンフラワーの木にモナークチョウ（オオカバマダラ）の幼虫がよく見られます。

その周りには成虫もよく飛んでいて、卵を産み付けていたりします。

クラウンフラワーは薄紫色の花。先端にある淡い黄色とのコントラストが美しい。

継続的に見ていると、クラウンフラワーはモナークチョウの幼虫に食べつくされ全滅したかと思えば復活してたくさんの花を咲かせる、というサイクルを繰り返しているようです。

ホテル側がクラウンフラワーを守る為の殺虫剤を使用しているとは思いませんが、もし使っていたら悲しいな。。。

以前、モナークチョウの幼虫の動画を撮影したのですが手振れで上手く撮れず改めて撮りなおそうと思いつつ今年が終わりそうなので、
以前撮影したものでいったん編集し掲載することにしましたm(__)m

モナークチョウの幼虫の動画↓

Monarch butterfly Caterpillar, Oahu Hawaii, March 2022, オオカバマダラ, モナークチョウ、 幼虫、オアフ島、ハワイ、OharuArt

モナークチョウの幼虫は、クラウンフラワーの他にトウワタなども食べます。トウワタやクラウンフラワーには鳥にとって毒である物質が含まれていて、毒を溜め込んだモナークチョウは鳥に襲われにくくなっているそうです。

モナークチョウ↓

鳥に襲われかけたと思われる傷を負ったモナークチョウ↓

しかしその毒への耐性がある鳥が存在して、その鳥たちはモナークチョウを食べることができるそうです。オアフ島ではシリアカヒヨドリとコウラウンです。

クラウンフラワーが咲く庭を持つ友達が、これらの鳥達を"天敵"と呼んでいました。

クラウンフラワーを守るという意味ではモナークチョウの幼虫が天敵のはず。でも彼女はモナークチョウもクラウンフラワーもどちらも愛しているのだなぁと伝わりました(#^^#)

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