ハワイ生活のブログ

セキセイインコとハワイ暮らし。自然とアートが私の一生のテーマ。日本人アーティストOharuArtとして活動中。

ハワイのレイ作り体験 - ホノルル市主催

ホノルル市主催のレイ作りワークショップに参加しました。


「レイ」と言っても作り方は色々。


Haku:花、葉、果実などをシダ類、ティリーフなど混ぜて直線的に束ねて作る。
Hili:1種類だけの植物で三つ編みや縄編をして作る。
Humupapa:花や葉などを乾燥させたバナナ繊維に針で縫い付けて作る。
Kui:糸を花の中心やサイドに通して作る。
Kipuu:紐や針を使わずに葉の茎の部分を結んで作る。
Wili:ハラやティリーフを支柱にし花、葉などを植物繊維の紐で束ねて作る。



ワークショップの最初にレイ用の長い針を渡されました。
最初に作るのは、この針に花を通して作るKuiというレイ作り。

小さな子供でも出来る簡単なレイ作り。
私はクラウンフラワーとプルメリアを組み合わせてみました。


次に、色々な花や葉を植物繊維の紐を使って直線的に束ねていくHakuという方法。

ちょっとこれはコツが必要。束ねるのが緩いと落ちてしまうし、植物の種類や向きや丈夫さなど総合的によく考えて作る必要がありそう。
こんなのが出来ました♡↓


次にティリーフ。

地面に生えているティリーフを刈り取った直後はねじると千切れてしまいますが、冷凍庫で一旦凍らせて解凍したものは柔らかくてねじっても千切れません。
ティリーフをネジネジして作るHiliというレイが出来ました。

ティリーフでバラの作り方も教えてもらい

さっき作ったHiliと組み合わせてもいいね。


最後はKipuu。今回使った葉はククイの葉。葉の茎を直線的に結んでいきます。

素朴。古代ハワイの人々がこんなのを作っていたのだろうなと想像したり。


ワークショップで作ったレイは首にかけられるほど長くはなかったので
持ち帰った後、壁掛けにアレンジしました。生花の壁掛け。
霧吹きで水を与えるだけで3-4日綺麗でした。



このホノルル市主催のレイ作りワークショップは、年に1度だけ。
ホノルル市職員の中からレイに詳しいメンバーが勢ぞろい。
レイの意味、礼儀、作り方、レイに使う花や葉の種類特徴など詳しく説明してくれました。
また大勢のボランティアの方々がお手伝いに来てくれており、参加者が戸惑うことがないように丁寧にサポートをしてくれました。花や葉もたくさん用意されていましたが、大勢のボランティアの方々から寄付されたものも多かったそうです。


このワークショップは花々の鮮やかな色彩とアロハの心が交差する美しいひと時であり、心に残る思い出となりました。


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