インドハッカ - ホノルル野鳥観察
インドハッカがトカゲのような物を咥えて電線にとまっているのを見つけました。
普段インドハッカが昆虫を食べているのを見ることはありますが、
これほど大きな獲物を咥えているのを見たのは初めて。
その周りにシリアカヒヨドリ2羽がいて、声を張り上げて鳴いていました。
その状況から推測すると、
おそらくシリアカヒヨドリが捕らえたトカゲをインドハッカが横取りしたのかな。
インドハッカはすぐに食べる気配がなく、トカゲを咥えたままウロウロ。
子育て中の親が子供に与えようとしているのか、又は恋人にプレゼントしようとしているのか...と思いましたが、どちらでもなく、トカゲを高々と掲げ、自分の力を誇示しているような仕草を続けました。
獲物はよく見ると茶色い体色。
喉の部分が赤く見えたので、この辺りでたくさん生息するブラウンアノールかと。
哀れな姿のブラウンアノール。
インドハッカは見通しの良い屋根に上って獲物を揺らしながら歩いたり、
体を膨らませて大きく見せたり。
また電線に飛び移り、思い存分 見せびらかして
ようやく...
頭から飲み込みました。
...。
インドハッカは、他の鳥の卵や雛を荒らしたり、巣を乗っ取ったりする事が知られています。
私が日頃見ている限り、他の鳥の雛や子供に対しては特に、からかったり意地悪する事を好む、残虐で無慈悲な性格。
「哀れな姿のトカゲ」はインドハッカのそんな性格を周囲に示すのに打って付けの道具だったのでしょう。。。
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OharuArt Photography
Oharuart.com
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